ランダムシアター　アニメ　涼宮ハルヒの憂鬱　（2期）　エ　ン　ド　レ　ス　エ　イ　ト（左上から時計回り）

アニメ　涼宮ハルヒの憂鬱　（2期）　エ　ン　ド　レ　ス　エ　イ　ト（左上から時計回り）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今回は視聴する前に各ブログの反応を見ました。そうしたら、やはり、といったらいいのでしょうか、性懲りもなく未完で終了、という恐るべき展開をまたしても繰り広げていたようです。それならば、今回はブログの反応だけを頼りに感想を書いてみようと思います。その後で気が向いたら録画したものを視聴するかもしれません。ちなみに、サブタイに関しては画面に表示された配置を元にしているだけですので、これが正式かどうかは定かではないです。

　
　アニメ製作の過程でいろいろときな臭い噂が飛び交っているようですが、ここではそういう未確認情報はスルーして、現段階まで放送されたエンドレスエイトシリーズについて自分が考えていることを話そうと思います。

　アニメに限らずどんな作品であっても「その作品が制作上意図していることは何か」が一番気になります。例えば原作を忠実に再現しているとか、百合カップルや幼女好きといった変態キャラでインパクトを出す、というような製作のポリシーと言った感じでしょうか。そういうところがはっきりと確立している作品を自分は評価する傾向があります。

　そういう視点からハルヒ2期を見た場合、問題となるのはシリーズ2話目で問題の解決を匂わすエピソードを入れてしまったことです。このままシリーズ3話目で解決、もしくは大きな進展で話を進めていれば文句のつけようのない傑作になっていたことでしょう。ところが、シリーズ3話目だけでなく4話目までも、2話目から物語としてなんら進展しなくなってしまったことにかなり驚かされました。

　何が問題なのか、それは一度でも解決の方向へ期待をさせておきながら、次もそのまた次でもその期待を裏切るような展開を連続で放映してしまったからです。もし、2話目を飛ばしてただ延々と夏休みを繰り返していたら、ここまで熱く語るようなことはなかったと思います（それでも呆れていたでしょうけど）。しかし、実際は2話目でシリーズとして重要な秘密を示してしまいました。

　一旦は物語を収束させる方向に仕向けたのに、その後はその意図と矛盾する展開を3話、4話でやってしまったのです。これでは視聴側から文句を言われても仕方がありません。自分としてはこの点が納得のいかない一番の理由です。

　もちろん、まだシリーズは完結してませんし、秘密の隠し球がないとはいいきれません。自分が提言したことが杞憂に終わればそれに越したことはないです。なんにせよ、エンドレスエイトシリーズがどのような形でランディングするかを今は固唾をのんで見守ることにします。

　

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