DVD 夏のあらし! 01

                        
 4月期一押しのアニメだったこともあって思わず買っちゃいました、夏のあらし!のDVD。初回版のオマケは劇中で使われた懐メロソング2曲(プレイバック Part2と少女A)が収録されたCDでした。恐らく今後発売されるキャラソンには未収録のはずですから、コンプリートされる方は初回版を購入しておいた方がいいかもしれません。

 ここから先はDVDに収録された1話~3話についての感想です。
 
 第1話 「プレイバック Part2」

 アニメ本編を最終回まで一通り視聴していたからか、改めて見た1話がとても愉快なストーリーに思えて仕方がないです。昭和20年当時は苺のショートケーキが貴重だったこともあって、どうしても食べたかったカヤの気持ちが次第に暴走していく様子が可笑しくてたまりません。過去への時間跳躍を何度も駆使し、最後は幽体能力を使って壁のすり抜けという芸当までして辿り着いたのに、それなのに、食べてみたら苺爆弾が炸裂して悲鳴を上げてしまうのです。本当にカヤにはご愁傷様としかいいようがありません。

 この一連のドタバタは今観ると確かに面白いです。ただ、これを何の予備知識もないまま視聴して、果たしてどれだけの人が楽しめたかというと、それは別問題ではないかと。登場キャラがここに集まっているのはどうして?、とか、当たり前のようにタイムトリップしてしまうのは何故?、といった疑問があると思います。作品として重要な説明がないまま、いきなりこんな話をされても視聴者は置いてきぼり状態です。やはり、このエピソードを1話に持ってきたのは戦略的に失敗だったように思います。

 ここは素直に原作通りの順番通りに配置(1話を12話に)して、最後に13話でやった番外編を繋げる構成にしていたら、もっと大勢のファンがついて来てくれたかもしれません。そう考えると、このような順番にしてしまったのは、原作が高いレベルで練り上げられた作品だけに、いろんな意味で非常にもったいないです。ブックレットの解説を見ても、そんなに深い理由で順番を変えた訳ではないようですし、それなら尚更普通に時系列順に並べておいてくれれば、と思ってしまいます。

 第2話 「少女A」

 これは八坂一がおじいちゃんになった視点で少年時代を懐かしむ物語、なんて、そういえばそんな設定がありましたね。テレビ放送は実質これから視聴したこともあって、自分の中では2話目から視聴したつもりなのにまるで1話目を、そんな錯覚をしていたのも今となっては懐かしい思い出のように思えます。

 懐かしいといえば、夏のあらし!の世界は何もかもがどこか昭和という時代の片鱗が染みついてましたね。喫茶方舟なんか如何にもですし、店内で流れるBGMも昭和中期くらいで流れた歌謡曲、登場するキャラもなんだかおじいちゃんおばあちゃん世代のような考え方、なのです。こういう古風というか、温故知新みたいなものが映像からひしひしと感じられてなりません。今どきの洗練されたものとは違う、何か懐かしい暖かさというものがあるんですよね。

 さて、実質1話目ということもあって、2話目からは夏のあらし!ならではの映像表現が強調されてました。覗き込むような囲みによる過去の回想を匂わせる演出は、この2話からはっきりとさせてきました。それに、八坂一と嵐山小夜子(通称あらし)が過去へ飛んだ先の絶景がなんといっても良かったのです。現実のそれとは明らかに違う背景の動かし方、スピードによって、これが超常現象によるものであることをはっきりと自覚させてる映像表現は個人的に物凄く気に入っています。

 本来の1話目ということもあって、諸々の事情が描かれています。あらしが何者でどうして過去へ飛ぶことができるのか、そんな夏のあらし!にとって重要な一部分が描かれてました。そのどれもが、これまでにない強いインパクトがあって、強く印象に残るものばかりでした。この話を視聴した段階で「続きも観てみよう」そう思わせるだけのキラリと光る何かをこの2話で感じました。

 やよゐと加奈子のコンビによる面白い話は、この2話からでしたね。青きネコ型オートマトンの決まった口癖「どーこーでーもード…」。2人の出番が1話以降は終盤近くまでないことの救済処置として、このコーナーを設けることが決定したようです。他のブログとかを見る限り、結構な話題の材料となってましたし、それなりに存在意義はあったと思います。

 第3話 「守ってあげたい」

 この話からでしょうか、OPの歌詞の異変に気づき始めたのは。最初から「何気に歌詞が変わってるなあ」くらいには思ってました。それが、まさかサビ以外のほとんどを最後まで作り変えてくるとは思いませんでした。そうそう、実は映像も微妙に変更していて、それをニコニコ動画とかで検証された動画を見ては感心するようになったのもこの頃でしたっけ。

 そして、この3話辺りからシャフトらしい遊び心溢れる演出が目立つようになってきました。方舟の一般客や八坂一とあらしがゲーセンで遊ぶシーンで時折見かけたパロディーは、後々大変なお祭り状態になっていきます。で、2人は程なくしてクレーンゲームに興じることになるのですが、そこでのあらしの反応というのも、なんだか今時の普通の女の子とは違うハシャギっぷりが新鮮でした。

 再び過去へ飛んだ先で助けることになった村田三吉。原作と違って、自主映画撮影やカヤとの出会いを飛ばして、先にこの話をもってきました。あらしの正体にもう一歩踏み込むことで、彼女の素性を視聴者に知ってもらうことを優先したかったのでしょう。

 という按配で夏のあらし!DVD1巻の感想を書いてみました。一応2巻も購入予定ですが、その感想をここにアップできるかどうかは時間とお金の都合次第、ということになりそうです。

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