ついに11話になりOPの歌詞がどうなるのか期待していたところ、ちょっと聞き取れませんでした。なので、ウィキペディアで調べてみたところ「もう嫌よ、夏の恋は」でしたので、改めて聞いてみると、やはりその通りでした。流石に「11度目、夏の恋は」ではゴロが悪いですから、この変更は妥当なところといえます。これは12話でも同様の事態に陥りますので、これもまた~度目という表現は避けるのではないかと。ちなみに、13話は最終話のはずですから、「お終いの、夏の恋は」となることが予想されます。
前回がやよゐを守りたいと願うあまりおぞましいまでの執念をみせる加奈子のターンでしたが、今回のやよゐも加奈子に負けず劣らずの意思の強さというものを見せてもらいました。事前に原作を読んでいましたが、改めて加奈子とやよゐの麗しい友情物語は、今でも色褪せることのない感動的なお話でした。
回想で加奈子が「それぞれの時間を力強く生き抜いているわ、何にも負けぬ強い意志で」と戦争で生き残った人達をそのように評してましたが、それはむしろ加奈子ややよゐ、あらし、カヤ、といった幽霊となった彼女達にこそ相応しい言葉ではないかと。
死ぬ間際まで貫こうとしていた意志が、幽霊となった今でも脈々と失われなかったお陰で、加奈子とやよゐは奇跡的な出会いをすることができたのです。長年の時を超越して念願の夢を結実させる、これほどの素晴らしいことが他にあるでしょうか。
さて、原作の2話分をまるごと使って過去に飛んだやよゐが加奈子との友情を掴み取る話だったので、流石に今回は例の面白い話はないかと思いきや、かなり強引な手法で捻じ込んできました。尺がなかったこともあって、本の内容は一言のみで、しかも今回は最後に決まった口癖ではなくタイトルのパロディー、といっても知っていればバレバレ、という無茶な展開でした。
これで残り2話となりました。最終話は1話でやった「ストロベリーパニック」に続く、で終わるとは思うのですが、そこまでの原作が2話分しかありません。次回でほぼ消化させてしまうのか、それとも、オリジナルストーリーを挟んだりするのか。OPの歌詞同様、まだまだ予断を許さない状況にやきもきさせられそうです。

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...
このエピソードは原作も良くできていて楽しませて貰ったのですが、原作が良くできているものほどアニメ化した時のギャップというのを感じる...
前半の重たい雰囲気だったのでどうなるのかと思えば、また綺麗にまとめてきましたね。前回同様、過去と現在の因果関係が面白いお話でした。
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コメントありがとうございます。
> OP歌詞は私も注目していました。もう嫌よと来たら、次がまた気になってしまいますね。
これからは数字のカウントはないでしょうが、是非とも全13話とも違う歌詞にしてもらえることを期待します。
こんにちは。
OP歌詞は私も注目していました。もう嫌よと来たら、次がまた気になってしまいますね。
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