シュタインズゲート 第17話 虚像歪曲のコンプレックス
そういえばDメールで世界線が移行する時に出る数字はなんだったのか気になって最初からその部分を視聴し直してみたら、どうやらそれはダイバージェンスメーターでOKのようです。気になるその数値は鈴羽を引き止める内容までは着実に減り続け、引止めを止めさせることで初めて上昇していました。このような意図した数値を何気なく仕込んでいたことに、自分は改めて感動してしまったのです。(2011年8月8日加筆修正)。
もうひとつ気になることは、「あれ~、まゆし~の懐中とまっちゃったよ~」でお馴染みの、まゆり死亡フラグシーン。それが発動するとその後どんな死に方をするにせよ、まゆりの時計及び、部屋の砂時計が止まってしまうのはどうしてなのか。現時点では未だ謎に包まれたままですが、それの意図するものは何かも気になります。
そして、今回はフェイリスが「別の世界線での記憶の復元」をしました。果たしてそれが彼女だけの現象なのか、それとも、他の人達にもその可能性があるのか。以前は世界線を移動しても記憶を維持しているのは岡部だけでした。それが、フェイリスだけでなく他の人にも適用できるなら、あらゆる局面でこれまでとは違う戦略として有効利用できるような気がします。
良かれと思って行われたDメールによる過去改変を続けることで、最後はまゆりが死んでしまうまでに至ってしまいました。しかし、それらによって得たものも大きかったとも思うのです。フェイリスにしてもDメールによって父親の死を回避することで、父親から愛されていることが確認できました。まゆりを助ける為に父親がすでに亡くなっていた世界線に移動するにしても、父親と過ごした記憶を維持できるのなら彼女もある意味救われるのではないでしょうか。
確かに改変をする度に数値は下がり続けましたが、その過程で過ごしたどの世界線でも、そこでしか知り得ない貴重な情報があったと思います。シャイニングフィンガー桐生萌郁を筆頭とするラウンダーという組織の存在、それらがまゆりを襲うという事実、これらも世界線を移動していなければ判りませんでした。
今後は鈴羽の一件で判明したDメール取り消しによる数値の回復を他のDメールでも試していくことで更なる事実が浮かび上がっていくことでしょう。そうして集めた情報でセルンに対抗することも含めて、岡部らラボメンが未来に向けて講じるべき道筋が示されるのではないかと。


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